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恐怖と快楽 ページ8

首元にシュウさんの息がかかる度にくすぐったさに肩が跳ねた。

シュウ「アンタ、いくら何でも敏感過ぎじゃない?」

そう言うが先か指でツゥーっと背筋をなぞられた。

「ひゃぁぁっ

ぁ、やだ…意地悪しないで、吸うなら一思いに…」

怖くて涙目になりながらシュウさんに訴えた。
それを見てニヤリと笑うと言葉通り一思いに、首筋に牙を立てた。

「うっ、」

牙が刺さっている所が熱くて、痛くて、でもどこか気持ち良くて意識が持っていかれそうになった。
無意識にシュウさんの服を強く掴み、快楽に耐えようとした。

シュウ「ん…っ、はぁ…痛くしてるのに随分と甘いな…」

「え…?」

シュウさんが何かを呟いたけれど、頭がぼーっとして何も聞き取れなかった。
聞き返したけれど当然答えは返ってこないまま、再度牙を突き立てられた。

「痛っ!」

さっきよりもずっと痛みが強く、思わず手に力が入った。

シュウ「服、伸びるからやめろ」

そう言われてハッとした。
急いで手を離して布団のシーツを掴んだ。

「んぅっ、あっ…だ、だめ、」

痛い、すごく痛いのに、なんでこんな気持ちいいの…?

シュウ「今までの女と違ってアンタは聞き分けがいいね。けど、ドM過ぎ」

そういうと私の首を絞め始めた。
いきなりのことで頭がついて行かなかった。

殺される

ただそれだけが頭の中にあった。

シュウ「ん…っ、はぁ、美味いな…

さすがに首絞められるのは怖かったか?」

可笑しそうに笑うシュウさんとは反対に何も笑えない私。
何が可笑しいのかも全くわからない。

シュウ「心配しなくても殺すなと言われてるからな。安心しろ」

なにそれ殺すなって言われてなかったら別にさっさと殺すけどみたいな言い方。
唖然としている私を置いてすやすやと人のベッドで眠り出した。
もう心の中でつっこむのも疲れた。
とにかくいきなり血が大量になくなったのだ。
クラクラする。

シュウさんの腕の中に収まったまま、眠りについた。

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設定タグ:DIABOLIKLOVERS , 逆巻シュウ , ディアラバ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:縷僂 | 作成日時:2019年11月18日 23時

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