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裏表 ページ26
私を殺そうとしたくせにライトくんは顔を合わせるとニコニコしていた。
この人怖すぎ。絶対サイコパスだ。
それが今のライトくんの印象だった。
シュウさんに脅されている事もあり最大限の警戒を持って接していた。
ライト「も〜そんなに構えなくてももうあんな事しないよ。」
「どうだか…信用出来ない」
ライト「ホントだよ。あれはシュウを試してたの。
巻き込んでごめんね」
こんなにも心のこもっていない謝罪があるだろうかと思いながら引っかかった部分を聞いた。
「試すって?」
ライト「アイツ、好きな物好きって言わないし、大切なものなんていらなーいって強がってる所があるでしょー?
だからAちゃんのことどう思ってるかわからせてあげようと思って」
「…それってシュウさんの為…?」
ライト「まさか〜!シュウはそんな事望まないだろうね
知らないまま、気付かないまま。それでいいって思ってるんじゃない?」
「はぁ…?」
私はまだこの時ライトくんが言っていたことを理解できなかった。
それは彼の過去を知らないかったからだろう。
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作者名:縷僂 | 作成日時:2019年11月18日 23時