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魅了 ページ16

まだ授業は残っていたけれど、シュウさんがもう帰ると言い出したから2人で帰る事にした。

「って私今日教室入ってないから欠席扱いじゃ…」

シュウ「だろうな」

「…レイジさんに怒られないかな???」

シュウ「俺も早退してるからな。

…一緒に怒られてやる」

そう言うとシュウさんはまた鼻で笑った。
なんだか今日はよく笑うな〜と思いながら帰りまでの道、いつもと違って沢山話した。

家に着いた。
当然誰もいなかった。
私は自分の部屋に向かった。
何故かシュウさんも私の部屋までついてきた。
とりあえず追い出すわけにもいかないからベッドに2人で腰かけた。

シュウ「A」

「はい?

…え!?」

名前を呼ばれてシュウさんの方を見てふと思った。
冷静に考えたら今名前呼んだ??

シュウ「うっさ…声でかい」

「ご、ごめんなさいっ、ちょっと驚いてしまって…」

いつもアンタとかコイツって言うのになんで名前呼んだんだろ?
と考えていたら急に抱きつかれた。

「!?!?」

待って待って今日本当にどしたの?本当にシュウさん??

わからなくて混乱してたら耳元でクスッと笑われた。

「ひゃぁっ、あ、あの、耳に息が…」

シュウ「なに?くすぐったい?」

「は、はい…」

シュウ「心臓、うるさいよ?ドクン、ドクンって…

そんなに吸われたいの?」

「え、あ…ぁっ、」

シュウさんの匂い、クラクラする。
なんで、痛いのに、怖いのに…
血を吸うだなんて、おかしいのに…

「す、吸ってください…

私の血、たくさん飲んで…っ」

シュウ「ふっ、馬鹿な女…まぁ俺好みだけど…

んっ…はぁ…美味いな…」

「あぁっ、ん…、ぅ…」

私、シュウさんに魅了させてしまってる…
吸血が、癖になっちゃってる…

欲望→←衝動



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設定タグ:DIABOLIKLOVERS , 逆巻シュウ , ディアラバ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:縷僂 | 作成日時:2019年11月18日 23時

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