何故か私はANEWN組に好かれている。 (ページ8)

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「＿＿＿＿＿＿＿＿A………A」

『ん……』

誰かの聞き慣れた声がする。

大きな木陰の下、私は野原で寝そべっていた。
心地よい風が吹いて、気持ちがいい。

目が覚めた私の目の前にいたのは、あの変な帽子を脱いだノートンがいた。

探鉱者「おはよう、A」

『ふぁー……よく寝たぁぁ』

そして私は何故か、少しパールが施された薄ピンクのドレスを着ている。

探鉱者「さあ！！今から行こう！！」

急にノートンが叫び出した。
私を起こした後、私の手を引いて走り出す。

『は？どこに？！』

探鉱者「結婚式場！！！」

意味がわからない。
まさか、今から私はノートンと結婚するのか？
結局私は5人の中から選んでしまったのか？

全く訳がわからぬまま、一気にお花畑を駆け抜ける。
千と千〇の神隠しの、カエルに見つかった時のハ〇様が走る位のスピードで(伝われ)

あっという間に大きな結婚式場に着く。

『あんた、どういうこと＿＿＿＿』

私が言いかけると、ノートンは勢いよく大きなドアを開けた。

探鉱者「その結婚、ちょっと待ったあぁぁぁ！！！！」

は？？？？？？？？？

ドアの先に見えたのは、なんと、花嫁イライ(SSR)と薔薇の杖を持ったブラックジャックリッパーがいた。

探鉱者「イライと結婚するのは僕だぁぁぁぁあ」

えっ、ちょっと待って、どゆこと？？？
頭大丈夫？？？

白無常「ちょっと！！
結婚式の邪魔されちゃ迷惑です
どっか行ってください！！」

レクイエム白黒無常の白い方が、傘で私たちを追い払おうとする。

『私関係無いんです！！』

芸者「ちょっと困りますわぁ」

結婚するのはリッパーとイライのはずなのに、白無垢を着ている美智子が無常の隣に来た。

傭兵「イライ！！俺と結婚しようぜ！！」

オフェ「俺と結婚するよなぁ？イライ」

納棺師「いや、ぼ、僕とですっ！！」

おい待て。
婚約を迫られるのは私じゃないんかい！！
イライ、満更でもなさそうな顔をするな！！

芸者「んふふ…ならノートンはんは、あたいと結婚しましょか」

探鉱者「待って首死ぬ首死ぬ首死ぬ」

ロケットチェアに連行される時のように、ノートンは美智子に抱きしめられる。

謝心安「じゃあ僕はAさんと(はあと」

私は謝心安に風船に釣られ、ロケットチェアに連行される。

『待って謝心安！！考え直せって！！』

瞬く間に私は飛んでいった。

『ぎゃあああああああああぁぁぁ』