何故か私はANEWN組に好かれている。 (ページ5)

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『ぶふぉっ』

スイーツとは全く関係ない話を唐突に振られて、びっくりした私は紅茶を吹き出してしまった。

空軍「例の5人って、ANEWNの事かしら？」

心眼「そうですよ！
いつも仲良さげだから、気になってしまって」

『いやいや、ANEWNとは何もないよ』

調香師「嘘つかないの！
誰かに告られたりとかは、しなかったの？」

『さっきナワーブに告られた気がしたけど、無視した』

空軍「えっ！！告られたの？！
…ん？それ、どういう意味？？？」

3人とも、頭にはてなマークを浮かべている。

『今言った通りだよ。
いきなりナワーブに「A！今日こそ俺と付き合ってくれ！」みたいなこと言われたけど、私呼吸するのに忙しかったから無視したの』

調香師「さすが、Aねえ……」

え？この対応なんかおかしいっけ？
その時の私の対応に、間違えたところあった？

『普通告られたらどうするんだっけ？』

なんか、もう、告られすぎて、分からなくなってしまった。

空軍「ほら！普通はさ、もし相手が好きな人だったら、『ありがとう…よろしくお願いしますっ♡』みたいな！！」

そんな可愛く言える気がしない。

『ていうか、よろしくする気もないし。』

心眼「いいなあ…私も、告られてみたいなあ」

ヘレナは乙女だなあ。かわいい。
逆に私はヘレナを恋人にしたい。(え)

調香師「じゃあ、じゃあ、あの5人の中で、誰が1番気になってたりするとかあるの？」

ウィラは話の聞きたさに、目を輝かせている。

『特に考えたこと無かったなあ…』

心眼「告白された時、1番ときめいた人はいますか？
告白された時思い出してみてください！」

どんな感じだったっけ。

あんまり興味がなかったので忘れていたが、この底辺な脳みそで思い出してみる。