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Green.
ゲネプロを終え、控え室でくつろいでいた。
「今回もグッズ列凄いらしいね。いやあ、うれしいっ。ありがたいっ」
「おーい、慎太郎。口に食いもん入ったまま喋んなよ」
マネージャーから聞いた話をふと思い出して、ケータリングを食べながら顔を上げると、高地から叱られた。
ごくりと口の中のものを飲み込んでから、同じことをもう1度言う。分かったから。と樹はツッコんでくれて、へへっと笑った。
「…北斗、ちゃんと食べてる？ どーかした？
これ、めっちゃうまいのに」
先日のこともあって、どうもすこし神経質になってしまう。あまり箸が進んでいないように見える北斗の隣に座る。彼は目をパチクリさせて、微笑んだ。
「食ってるよ。……慎太郎、食べるのに夢中になってて、見てないだけじゃないの」
考えすぎた…かな。
北斗の言う通りかもしれない。ずーっと監視するように見ていたわけじゃないから。
安心しきった俺は、それ以上特に気にすることはせず、時間を潰していた。
もうそろそろ準備しないと。動き始めた姿を見て、俺も追うように衣装の袖に腕を通した。
各自のペースでステージ裏に移動する。いつもみたいに、みんなと手をギュッとして体を抱き寄せ、気合いを入れる。
最後に北斗とハグをしたとき、耳に彼が小さく吐いた息がかかって、ちょっとこそばゆかった。なんか、セクシーって感じ。
MCで言ってやろ〜。なんて考えながら、ステージに歩みを進めて、歓声を浴びた。
もう楽しすぎて、時間が流れるのは一瞬だった。ダブルアンコまでやったけれど、もっとやりたかったなあとつくづく思う。
シャワーで汗を流しながら目を瞑ると、呼び起こされる会場の熱気と歓声。まだまだ興奮は冷めないようだ。
今日はあともう1公演ある。「はやくやりたいねえ」と休んでる5人の方を向いた。
「ほんっと元気だね、うちの末っ子は」
そんなことを言う高地は、まるでおじいちゃんみたいだ。孫を見守るような優しい目で俺のことを見ていた。
ま、俺はいつでも元気モリモリですから。
白い歯を見せて、いえーいとピースをした。
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tiroru(プロフ) - ばーん。さん» ありがとうございます。了解です。ゆっくり待っていますのでばーんさんのペースでよろしくお願いします。 (2020年4月12日 12時) (
レス) id: b6a5c69903 (このIDを非表示/違反報告)
ばーん。(プロフ) - tiroruさん» 了解致しました！ お待たせしてしまうかと思います。少々お待ち下さいませ。 (2020年4月12日 1時) (レス) id: 6373f24c9d (このIDを非表示/違反報告)
tiroru(プロフ) - 2編目への移行おめでとうございます。いつも楽しく見ています。リクエストなんですけど、北斗くんが役作りでダイエットをしていて拒食みたいになってしまい、youtubeで食べる企画の時に苦労していまうというのがみたいです。可能であればお願いします。 (2020年4月12日 0時) (レス) id: b6a5c69903 (このIDを非表示/違反報告)
ばーん。(プロフ) - ry_ryさん» 了解致しました！ 全然大丈夫です。ありがとうございます。少々お待ち下さい〜 (2020年4月11日 10時) (レス) id: 6373f24c9d (このIDを非表示/違反報告)
ry_ry(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく読ませて頂いてます！もし可能でしたら、京本くんが体調不良になってしまって、北斗くんが心配するみたいなのが見たいです（ ; ; ）！出来たらで大丈夫ですので、ご検討お願いします！ (2020年4月11日 1時) (レス) id: 226a24f45a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばーん。 | 作成日時：2020年4月10日 1時
