幼馴染みがストーカーになって戻ってきました [BL] (ページ11)

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｢しーののめ！｣

家庭科の一件以来、俺達はさらによく喋るようになった

｢今日の昼飯一緒に食おー｣

俺が東雲を昼飯に誘ったとき、調度他クラスの女子が俺達のクラスの前にやって来た

なんだ？また東雲を見に来たのか…？

何て思ったりもしたが、少し違ったみたいだ

｢あの…、東雲君っていますか？｣

｢ん、いるよ

東雲ー、呼んでるぞ｣

今日の子は直接用があるらしい

｢どうしたの葉月

…ぁあん、わかった｣

？

人付き合い悪くないけど、たまに嫌な顔するよなー東雲

｢し、東雲君！
今日ねお弁当作ってきたんだ

もしよかったら…一緒にたべよう？｣

友達何人かで来たその女の子は、顔を赤らめながらお弁当を差し出す

今日は東雲とお昼一緒は無理そうだな

仕方ない…

おかずとられる危険性があるけど恭でも誘うか←

｢あ、俺恭と食べるから

気にしないでその子と食べてきな｣

｢待って葉月｣

ん？

｢ゴメン
今日は友達と食べるから｣

東雲は俺を引き留めたあと女の子の誘いを断った

え！良いのかよ

｢そうなんですか…

わかりました｣

女の子達はしょんぼりした様子で戻っていく

うん、今ちょっと睨まれたな

こぇええ…

｢俺行って良いって言ったのに…！

別に気にすんなよ｣

｢いや…、俺が一緒に食べたかったから

ほら早く食べよ｣

そう言って昼御飯の準備をし始めた

東雲も誘いを断ったりとかするんだな

｢俺と神影の時間減らすとかもうしたくないし｣

東雲がなにか言ったようだが、俺にはよくわからなかった