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3人で見にいき、無事3人とも同じだった私たち。
玲乃 「 え、..やった! 」
開口一番に喜んだのが玲乃だった(笑)
瑞稀 「 良かったじゃん、2人とも。
まぁ俺も同じクラスだけどね。 」
反対に瑞稀くんは冷静にそう言ったが
ちょっと若気てるから内心嬉しいんだろうな。
玲乃 「 もうモチベ上がるわ〜 、今年も! 」
「 はいはい、分かったから(笑) 」
瑞稀 「 ほんとA、玲乃の扱い分かってる(笑) 」
そんな会話をしながら、教室へと3人で行く。
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− ガラッ
教室に入った途端、
振り返る新年のクラスメイトたち。
..え、何で? ←
* 「 あ、会長さん! おはよ〜 」
* 「 やっべ、会長さんと同じクラスだ.. 」
* 「 夢みたいだ 」
* 「 え 〜、嬉しい! 」
思いの外、そんな反応が多くて。
会長ってそんなに偉いのかなって
疑問持ってしまうくらい。
玲乃 「 違うよ、
Aが美人すぎて毎回固まるのあの子ら(笑) 」
なんて玲乃は小声で言ってたけど、
自分では分からない。
だって玲乃だって美人じゃんか。
確かに嫌な気はしないけど、美人だなんて
自分では思ったことは一切ない。
うちのクラスは男子は少ないから
男子生徒は好きな席に座れる。
女子はそこそこ居るから出席番号順だけどね(笑)
瑞稀くんはもちろん、玲乃の隣へ。
去年や一昨年と同じで私の隣には来ないんだろうな。
と思っていたその時だった。
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作者名:まゆ | 作成日時:2021年2月10日 19時