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◎ 015 ページ17
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瑞稀 「 お ーい、お2人さん。着いたよ 」
瑞稀くんの起こす声で起きた私と玲乃。
酔い止め効果もあったのか、
玲乃の顔は蒼白さが無くなっていた。
先生の話を聞いて、各々自由時間になったところで。
玲乃 「 瑞稀いくよ〜 」
瑞稀 「 ちょ、玲乃待って！ 」
優斗 「 2人とも待って 〜！ 」
はしゃぐ3人を私は見守って眺めていた。
�盒兇�んも意外とはしゃぐんだなあ、
なんて思っていると、途中から見守っていた私と
歩幅合わせて一緒に見守り始めた人が1人。
「 ..橋本くん？ 」
涼 「 会長さん、行かないの？ 」
「 んー .. あんなには はしゃげないなあって.. (笑) 」
涼 「 ..そうだね、俺も。はしゃぐタイプではないかな(笑) 」
「 そうなんだね。 」
涼 「 やっぱり会長さんは落ち着いてるんだね、 」
「 ..そうかな、 」
やっぱり彼は周りを見れるんだな、
って思った。
遅れて歩く私に愛想尽かしてもおかしくないのに。
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作者名：まゆ | 作成日時：2021年2月10日 19時
