ヒロアカの世界でチート生活してみたい。 (ページ4)

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モッサモサの！地味目の～～！ページ4

初日から遅刻なんて。

今日が学年？学期？の初日かどうかはわからないけど、私にとっての初日から遅刻なんてできれば避けたい。

あの神様。

訊かなかった私も悪いけど、もっと早くに時間を教えてくれていれば…！

『………。』

心の中では神様に不満を言いつつも、無言、無表情で学校まで走り続ける少女を道行く人は目を丸くして見送っていた。

『はぁ、疲れた…。』

神様の情報操作のおかげか、はじめて見る道のはずなのに迷うことなく学校に着いた。

『ここが私の中学校か。
前に通っていた学校と……。
…………？』

そこまで言って、ふと考えた。

前に通っていた学校はどんなだった？

友だちは？家族は？どんな顔をしていた？

『ま、いっか。後で神様に訊こう。』

それよりも早く教室に行かないと。

この世界の私はどんな立ち位置にいるのかしっかりと見極めて、怪しまれないように気をつけないと。

そんなことを考えているうちに教室の前に着いた。

担任の先生らしき人が話している。

いつ入ろうかとタイミングをうかがっていると、後ろの方に座っていた生徒と目が合った。

？「おおおはよううAちゃんん…！」

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