ヒロアカの世界でチート生活してみたい。 (ページ25)

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『すごい』ページ25

鞄にジャージとシューズを詰め込み、

神様がくれたカードを持って

いざ、ジムへ！

『すごい』

見上げると首が痛くなるくらい高いビル。

そのビル全体がジムになっているみたいだった。

入り口の自動ドアを抜けると、
オフィスみたいな受付があって、嬢もいた。

嬢「おはようございます、環さま。

本日は初回のご利用ということで、施設のご説明から始めさせて頂きたく…」

施設全体を案内され、機器の使い方やいろいろなプランの説明もしてもらった。

嬢「ご説明は以上となります。なにかご不明な点はございますか？」

私が首を横に振ると、嬢は笑顔になって

「それでは環さま、ごゆっくりご利用ください。」

と言いながらお辞儀をしていた。

『すごい』

本日何度目かになる同じセリフを吐きながらエレベーターに乗った。

私のパーソナルルームは12階にあるらしい。

静かに止まったエレベーターから降りると、
一本の廊下とその突き当たりのドアしかなかった。

それほど長くない廊下を進み、ドアの前に立つ。

把手の上についていたリーダーにカードを通すと、小さくカチャリと音がした。

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