名月が書く番外編 クリスマス ページ45
注意：これはあったかもしれない世界です。本編とは何の関係もありません。
Aside
どうも全国クリぼっちの皆さん、同じくクリぼっちのAです。
最近、キヨ達の他に我々だという不思議な人達が仲間になりました。
彼らに頼んで、一旦自分の城に戻ってきた日がなんとクリスマスだったんですが…まぁ、お察しの通り城には私一人で文字通りクリぼっちです。
……はぁ。
「とりあえず、この城はもう必要なくなったから片付けるか」
クリスマス、という言葉を頭から追い出し、後片付けに取り掛かる。
床に魔法陣を描き、その中央に小瓶を置く。そして、呪文を唱えた。
瞬間、城自体がぐにゃりと歪み、魔法陣の中央にある小瓶へ吸い寄せられる。
そのまま城は小瓶の中に収まり、私の周りには広大な野原が広がっていた。
この地は雪が降らないので草木は青々としている。
あーあ。きっとどっかの国じゃリア充が街を出歩いてキャッキャウフフとかなんとかして夜にはイルミネーションを見るんだろうなぁ。
「チッ」
舌打ち。
小瓶を懐に入れ、彼らの元へ戻ろうとした時だ。
いきなり目の前に彼らが現れた。(白目)
em「はい、着きましたよ」
tn「え、何も無いやん!!」
gr「あれ、城は？」
どうやらエミさんの転移魔法で移動してきたらしい。
「あの、城は片付けたんで無いですよ。それよりもどうしてここに来たんすか」
ut「どうしてって…Aちゃん、今日は何の日か知っとる？」
「知りません(迫真)」
rb「即答で草」
知らない、知らないぞ私は!!今日がクリスマスとか知らない!!!(必死)
ut「知らないんなら、言うけど…今日、クリスマスやで？」
「あぁーーーーー!!!!!!!!」
耳を塞いで叫ぶ。
私は何も聞いていない。
kn「皆でクリぼっちであるAのために、こうしてわざわざ来たんや。感謝せえよ」
「うっさ!!クリぼっちで何が悪い!!!何が悪いのか言ってみろ!!!」
shp「涙出てますよ、Aさん」
ショッピ君に哀れみの目を向けられ、何も言えなくなる。
ni「まぁでも。ここに来たんはAとクリスマスを過ごしたかったからや。あいつらは恥ずかしくてそれを素直に言えないだけやで」
兄さんがコソッと教えてくれる。
「過ごすってったって…何するんだ？私は何をすればいい？」
ni「んー…一緒にいるだけでええんやない？少なくとも俺はそう思ってるで」
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名月 - 亜業ｻﾝさん» 同じ青森出身、というだけでめちゃくちゃ嬉しいです！！更新、頑張りますね！！！ (2019年8月4日 17時) (
レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
亜業ｻﾝ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!貴方の作品はとても面白いので次の更新が待ち遠しいです!同じ青森出身なので頑張ってください! (2019年8月4日 14時) (レス) id: a37714ed05 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - ここさん» ありがとうございます！！番外の方も期待していてください！！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 最高すぎ、更新楽しみやわ。 待っとるでww (2019年7月24日 1時) (レス) id: fb4821fb61 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - (名前)ワンザさん» 嬉しいです…！！ (2019年7月22日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
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