【浦島坂田船】君との時間を願います

戸惑いと想いに願う ページ44

うらたside




Aが死ぬだって…?

うらた「なんだよそれ…可笑しいだろ…?だったらなんで坂田はあんな顔してるんだよ…」


96「…んで…」


そらる「おい、96」


96「なんで？どうしてそんなこと言うのっ!?」

そらる「落ち着け！!」


暴れまわる96

そりゃ、そうだ。大切な仲間が死ぬって言ってるんだ

なんの相談もなく、唐突に死ぬと…


思えばライブ前坂田の顔が浮かなかった。知ってたのか...?あいつ...


Aはまだ
ステージの上で話してる


「結婚しよう。嬉しかった。いままでで
一番。どんなことよりも憂樹の言葉が...

でも、無理です。私は消える皆の記憶からも
...」


センラ「A...」


志麻「...っ、くそっ...!」


...どうしてだ？

どうして俺は気づかなかった?

俺達が呑気にしてる間に二人は苦しんでたのか？


ずっとずっと、俺は....


消える？

そんなわけあるわけないだろ！?
Aは俺たちの大切な仲間。

今も、昔も、
これからだってそうだ...!!

忘れない..忘れるわけない!!


だって、お前は...!!



うらた「消えないっ!」


「えっ」






《俺の初恋だから》

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