【浦島坂田船】君との時間を願います

重大発表に願う ページ38

坂田side




ステージに集まる視線。そのなかには愛するAも



ステージのすみにいる浦島坂田船のメンバー、歌い手の仲間たち....



みんなが知っている、応援してくれている。
成功すると信じてる....



坂田「ふぅ....」


落ち着け、落ち着け....


マイクを握り直し息を吸う

坂田「今日は!ありがとうございました!!僕とても楽しかったです！」


私もー

最高だったー

そんな声が次々と聞こえてくる



坂田「僕はこの歌い手というものに出会ってたくさんのものをもらいました。やり始めのころはアンチとかもあって辛い思い、悲しい思いをしたこともあります。そのなかで浦島船の皆に会い、ここにいる96やまふくん、そらるさん他にも活動している歌い手の仲間に出会いました。」




坂田「思い返せばあっという間に僕は皆に応援してもらえるあほの坂田という歌い手に成長して...皆さんご存知のように愛する人とも出会うことができました。」



れみのことだよねー

いいなー


坂田「ふふっ、ありがとう!そして今その愛する人に伝えたいことがあります」



坂田「れみ!!!いるんでしょ!!あがってきて」



きゃー

嘘、嘘!!


れみー!!



96が客席に入っていきAを連れてくる




96「上手くやれよ！坂田!!」


うん...

れみ、Aがいる方へ




「憂樹っ!!ど、どういうこと？」



慌てるAに僕は言った




坂田「A聞いててほしい」


坂田「歌います！」




『しわ』

『しわ』に願う→←千本桜に願う

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す