あくねこ～夢の夢～ (ページ2)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:61 hit

神様ページ2

僕には神様がいる、その人はとても可憐で可愛くて、女神様の化身だ。
僕は、その人に会いたい、でも、会えない。
僕は、兵士でその人は、主様だから。僕が悪魔執事になればいいのかもしれない
でも、僕は執事なんてとてもじゃないけど、できない

「いいなぁ、悪魔さんたちは一緒に入れて』

そんな思いをはせていると、悪魔さんの中に見知った顔がいた
いいや、見知った顔じゃない、捨てた過去の話だ。
弱くて、臆病で弱虫なあの頃の話だ、そんな僕は全然可愛くない
過去を知っている、知ろうとしている人間は誰であろうとも壊してきた

「あの人も壊さないと・・」

僕はあの頃に戻らない、戻りたくない。
だから、僕を知っている誰かなら、僕は壊さないといけないんだ
そう思って、足を一歩踏み出したけど・・

主様「・・・❔」

その瞬間に女神様と主様と目があった。体中がぶわっとなるのがわかる
多分、絶対顔は赤いと思う。｛狐面しているので、素顔は分からない｝
でも、あの女神様と目があえるなんて、嬉しいしとても喜ばしい

主様「・・・」手を振り振り

サー『！・・・』ペコっ

もう一回と思って、主様の方を見ると、今度は手を振ってくれた
僕にだ。こんな弱虫に・・。こんな、こんな、幸せな事ってない
もう僕は神様に認知されたんだ。でも・・・

サー『僕にはもったいない。だから、恩返しするべきだ』

神様、僕の女神様。過去を知るものを亡き者にした後に・・
僕が幸せにするんだ