検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:2,819 hit
小｜中｜大

5 ページ6

彼女は、驚いた顔をした。

でも次の俺の言葉を待つように、
何も言わなかった。


「大学受かったから、ここを離れるんだ」

「遠距離でも、私は良い」


俺だってそうだ。

距離なんて関係無い。

でも中学生からの恋愛なんて
すぐ砕け散ってしまう。

彼女なら、彼女なら、似合う人を
すぐ見つけられるだろう。

似合う人は俺ではないのだ。


「俺は無理だ。別れよう」



「そっか、そっか……」

彼女は泣いていた。

あの、気の強い彼女が。

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←4



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
設定タグ：恋愛   
作品のジャンル：恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：砂川林檎 | 作成日時：2018年1月5日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。