【ＯＮＥＰＩＥＣＥ】届けたいオモイ (ページ9)

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「グララララ！

面白そうなことをやっているじゃないか！」

「親父！」

「白ひげか

・・・おい、こいつと決闘する許可をくれ」

「おま、親父になんて口の利き方を！」

「だまれエース」

「グララララ！

おい、小娘ぇ」

「なんだ」

「お前がそこまでして、あの嬢ちゃんに執着する理由はなんだ？」

「・・・

・・・さぁな

知ってどうする？」

白ひげは少し、ほんの少しの間沈黙した

次の瞬間、船内によく響き渡る大声で笑い出した

「グラララララァ！

気に入ったぞ、小娘ぇ！

いいだろう、決闘をしたい詳しい理由を両者述べろ！」

「述べて、どうする？」

「なんの理由もねぇ決闘なんざぁ、ただの喧嘩だぁ

そんなのは決闘とすら呼べねぇよ」

私は深い溜息をついた

どうしてこうも、海賊と言うのは面倒なんだろう

「・・・はーっ・・・

わぁったよ、述べれば良いんだろ、述べれば」

「理解が早いな、小娘！」

未だにグラグラ笑う白ひげを横目に、私は愛刀【澄鉛】を手に取った

　

　

　

　

「さぁ、始めようか・・・」

　

　

　

　

　

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