【ＯＮＥＰＩＥＣＥ】届けたいオモイ (ページ25)

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「・・・で、その話を俺に伝えてどうするつもりだぁ、鼻ったれが・・・！」

口ではそのようなことを言いつつも、シャンクスや話を聞いた者と同様、白ひげも明らかな殺意が見て取れた

「あの後、その島のバスターコールの目的を調べたんだ

その島には、癒し水と呼ばれる水があった

万病に効くと言われている水だ

そして、その水が現れる条件が・・・」

シャンクスは軽く唇を噛んだ

「・・・島を揺らすこと・・・

つまり、一番手っ取り早い方法が所謂バスターコールだったんだ」

言い切ると、空気がガァン！と揺れた

白ひげのグラグラの実の能力だ

「グララララ・・・！

それで酷い目に遭ったっていうわけかぃ・・・俺の娘は！」

そこにいた者は皆、殺意しか沸いていないことだろう

「何故話したか、という質問については

まぁ、いらない心配だとは思うがそちらのお嬢さんから目を離さないでやってくれ

そのバスターコールの生き残りと知られたらどうなるかは目に見えている」

それに・・・とシャンクスは続けた

「そうなったら、こいつがすごく悲しむ」

視線は既に、腕の中のAしか捕らえていなかった

　

　

　

　

　

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