あさしんくらするーむ七日目【潮田渚】 (ページ12)

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百九十時間目ページ12

A「渚、ここ...」

渚「どれ？」

・

放課後、図書室。

中村さん、磯貝くん、神崎さん、奥田さん、そして僕とA

6人で一つのテーブルを囲み

各自勉強に打ち込む。

・

一通りの内容をたたき込み

ふう、と一息をついた

__________________その時。

・

・

荒木「おやぁ？E組の皆さんじゃないですかぁ

勿体無い、君たちにこの図書室は豚に真珠じゃないのかな？」

中村(うっわ....よりによって...)

A(例の五英傑...)

正面2人の顔が

げっ、と歪む。

・

瀬尾「どけよ雑魚ども！そこは俺たちの席だ。とっとと失せな！」

磯貝「ここは俺たちがちゃんと予約してとった席だぞ！」

中村「そうそう。クーラーの中で勉強なんて久々でちょー天国！」

・

小山「はん！忘れたのかァ？この学校じゃ成績の悪いE組はA組には逆らえないこと！」

くいっと眼鏡をあげて

にやにやと笑う小山くんに

今まで黙っていた奥田さんが立ち上がった。

・

奥田「さ...逆らえます！」

小山「何？」

奥田「私たち、期末テストで各教科一位狙ってます。

そうなったら、大きい顔なんてさせませんから！」

・

物静かな奥田さんがA組相手に.....

じん、となぜか心が熱くなる。

・

榊原「腐すばかりでは見逃すよ。

ごらん、どんな掃き溜めにもツルがいる。」

そう言って神崎さんの髪をすくう榊原くん。

・

榊原「惜しいね...学力さえあれば僕と釣り合う容姿なのに。」

神崎「え、いえ....あの....」

渚・A(神崎さん男運なさすぎ....)