＊＊＊＊＊ ページ39
…ん、今、なんじ？
今日の講座は午後からだっけ？
あ、違うや、今日はバイトだった……
目を閉じたまま、ベッドの上にあるはずのケータイを手探りした。
あれー？無い、無い、ケータイどこー？
てか、あったま痛！痛すぎ…
なに此れ…なんで…
ケータイが見つからないので、仕方なく目を開けた。
ぼんやりしながら、昨日の記憶を手繰り寄せているうちに、クリアになる視界。
「此処どこ？！！！」
見知らぬ天井にビビる。
え、まってまってまって、、、
昨日…そう、昨日、は。
内定決まったお祝いに、あらんくんに奢ってもらう約束で……
「小瀧くん……！！」
勢いでガバッと起き上がったら、
あまりの頭の痛さに再び寝転がった。
あぁ……痛ったあい………
うずくまっていたら、ドアがコンコンとノックされて、開く音。
そしてギシッとベッドが弾んで、右側が少し沈んだ。
「おはようさん。」
「…………！！！」
顔を上げると、ベッドに腰掛けて私を見下ろす彼と視線が合って、
思わず停止した。
「え、あ……う、……え？え？」
「此処、俺ん家。ごめん、西条の家知らんかったから。」
「あ…ま、まあ、そうだよね」
「とりあえず、水、持ってきた。飲める？」
「ありがと…いただく……」
ごくごくと水を飲む様子を、
じっと観察してくる小瀧くん。
……ど、どうしよ…
トイレ駆け込んだとこまでしか覚えてない…
あの後どうやって此処まで来たんだろ…
「え、えっと、あの、」
「……。」
「ほんとに小瀧くん？だよね？」
「其れ以外やったら誰やねん」
「だよね！ごめんごめん…はは、…」
じっと見つめられて、
でもその視線を逸らすことも出来なくて。
「……おかえり、なさい。」
「ただいま。」
ただ、引き寄せられるように
キスをした。
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はるち - とっても良かった (2015年7月21日 0時) (
レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ＆ジャニヲタ 悠 - のんちゃんがイケメン過ぎてヤバいです!!!!めちゃめちゃ面白かったですヾ(o≧∀≦o)ﾉﾞ (2015年1月4日 11時) (レス) id: 78a722aaff (このIDを非表示/違反報告)
まさゆあ - 小瀧くんが大好きなのでとっても面白かったですまた作ってください (2015年1月3日 20時) (レス) id: 9076635786 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 初めて読ませていただきました。感情や言葉がすごく好みで、かなり涙涙で読みました。すっごくよかったです！ (2014年11月29日 16時) (レス) id: 1cf74866e1 (このIDを非表示/違反報告)
ハイビスカス - 久しぶりにどっぷりハマっちゃいました! 私は勝利君が好きなんですが、のんちゃんの事もより好きになりました! (2014年11月29日 14時) (レス) id: 904c395d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい☆
| 作成日時：2014年6月23日 17時
