僕の記憶 ページ27
常に記憶の片隅には彼女の存在があった。
黒髪で、綺麗で、かわいらしい女性。僕の憧れの人。これは恋ではないけれど、きっと遠くもないものなんだと思った。そして、僕は刀で彼女は人間。
………そして、人は脆い。あっという間に居なくなってしまう。悲しくて、悲しくて、涙が止まらなかった。こうやって涙を流しているときに自分は人間なのではないかと錯覚してしまったんだ。
あれからどれくらいたったのだろう。僕は今人の体を手に入れて、粟田口乱という号…じゃない、名前。勿論、一兄をはじめとした兄弟は今も一緒！
現在中学二年生で、薬研と厚とは三つ子なんだよね。
「乱、早く降りてこい。間に合わなくなるぞ〜！」
「わっ待ってよ薬研！」
おうちはそれなりに大きい。沢山兄弟がいるのに一人部屋があるくらいには。
僕は髪をとかしながら学ランを着る。…ほんとはかわいい服が着たいのに。ルールとかが厳しい中学では仕方ないことだけど、高校はスカートが履けるところに行くんだ！絶対！
トントンと階段を降りると両親も一兄ももう居なかった。みんなそれぞれトーストにジャムを塗っている。
「おはよー」
「乱兄さんおはようございます」
「おっ、おはようございます」
「うんおはよう前田、五虎退」
挨拶をして二人の横にストンと座る。ご飯を食べて、そろそろ行こうかとテレビを見れば雄英高校が写っていた。あ、生放送。
「雄英って確か鶴丸さんが…」
「はい…………鶴丸様、主君とは会えたのでしょうか。僕も会いたいです。」
「まぁまぁ今はとりあえず学校にッ……！」
「ん？どうしたの薬げｯ…！？」
インタビューを受けているのは、
確かに
確かに
「ある、じ…さん…？」
.
コメントに乱ちゃんと薬研を出してほしいとのご意見が多かったのでもう粟田口全員出してやれってことにしました。多分大倶利伽羅や三日月もそのうちだします。
これからも応援よろしくお願い致しますね。m(._.)m
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蹄谷 - ゆさん» 参考にさせていただきますね！これからも応援よろしくお願い致します！ (2019年2月10日 18時) (
レス) id: f318d06be3 (このIDを非表示/違反報告)
蹄谷 - 百ねこ@(´・ω・｀)さん» 参考にさせていただきます！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: f318d06be3 (このIDを非表示/違反報告)
蹄谷 - 桜龍さん» ありがとうございます、参考にさせていただきますね！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: f318d06be3 (このIDを非表示/違反報告)
蹄谷 - 失格人間さん» 参考にさせていただきます。コメントありがとうございました。 (2019年2月10日 18時) (レス) id: f318d06be3 (このIDを非表示/違反報告)
蹄谷 - kiaraさん» 参考にさせていただきますね！ (2019年2月10日 18時) (レス) id: f318d06be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蹄谷 | 作成日時：2018年12月30日 12時
