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そして嫌でもやってくる







10日目。








気持ちを伝えようと思った。








ふられてもいい。






伝えたい。




朝からずっと緊張していた。







昼に、




帰りに話があります



と言っておいた。




察しのいい彼ならきっと何を言われるのかわかっているのではないだろうか。









「で、何でしょう話って」





「気がついてるかもしれませんけど・・・









俺は加々知さんの事が・・・好きなんです



すいません・・・もう、今日しかなかったので」






誰も来ない会議室。




自分の声だけが響いている。







「・・・すいません、私は貴方のことをそういう目で見たことはありません」





「・・・はい、わかってます」






「お気持ちは嬉しいです」






「うん」







「ありがとうございます」






「・・・ツうん」









「は・・・ふ、ゥッ」



目に見えていたことだが辛いものは辛い。






加々知さんはハンカチをおいてそっと会議室から出ていった。

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留伊香 - 皆様、完結までお付き合いありがとうございました。 (2018年6月13日 10時) (レス) id: 4f48e51d3a (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - コメント失礼します。とても素敵な恋愛ですね( ´ ▽ ` )素敵な小説をありがとうございます! (2018年6月5日 19時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:留伊香 | 作成日時:2018年6月4日 14時

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