幸せを願う 【名探偵コナン】

うぉい？！ ページ48

『………ご飯何にしよ…ポトフ？ポトフでいいや！』





ｶﾞﾁｬｯ



『あっ、おかえり、ヒロ』





諸伏｢.......来る時教えてくれても良くない？｣




『だってさぁ？いると思わないでしょ？』



諸伏｢...はぁ...これ｣



『バイトの日.......予定か』



諸伏｢.......恋バナしてたけどほんとに居ない？｣



『んー？急にどうしたの？』



諸伏｢...いや、好きな人いたらAが困るんじゃないかなって｣


『だって今は必要ないしね。今作ったら巻き込む可能性があるし』



『.......まぁ、巻き込まれてる人の中との恋愛だったら？？？』


諸伏｢…そう？｣



諸伏さんちょっと喜んだよね？！？！？



『かわい……』



諸伏｢ん？｣




『諸伏さ……ヒロは恋人作らないの？』




諸伏｢仕事柄もあるしなー｣



それに……とこぼす



諸伏｢胃袋掴まれてるからなぁ？｣ﾁﾗ



こっち見ないでくれ



『掴んだ覚えないよ？うふふ』


弧を描く


諸伏｢その子はまだ未成年だしね？……いや、同意の上なら？……｣



待って怖いこと言ってるよね？この人……おい警察官！！！！



『成人男性が未成年に手を出す図になっちゃうね？』



諸伏｢同意の上なら良くない？｣


『駄目だよ？』



諸伏｢でm｣



『駄目だよ？』



諸伏｢秘密共有しあった仲なのに？｣



『お口チャックだよ？』



『男でしょ？落としてみなよ？』



にやりと彼女は笑う



諸伏｢はー……Aがボスかな？｣



『でも前世でも彼氏一人しかいなかったよ？』



諸伏｢初耳なんですか？｣



『そりゃ言ってないからね？』



諸伏｢どんな彼氏だったのさ……｣




『不貞腐れないでよ』



『……そうだねぇ』




『冷たかったけど、ちゃんと








ちゃんと愛してくれてたよ』






諸伏｢……そっか。｣





『うん……』





諸伏｢A｣





『何？』




諸伏｢.......いや、やっぱり、なんでもない｣





『……そう？』





諸伏｢うん｣





諸伏｢(言えるわけないだろ。悲しそうに笑うんだから)｣





諸伏｢(俺じゃダメなのか？って言えるわけない)｣




諸伏｢(はー、ゼロ、助けてくれ)｣

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