【ky】せんせえの元カノ【男主】 (ページ6)

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せんせえ5 ページ6

ガチガチと歯が鳴る。

もう夜中の2時だよ？どこにいるの？誰といるの？
不安だ、不安だ…
せんせえかっこいいから俺以外のやつに捕まっちゃう。

ﾌﾟﾙﾙｯ
スマホがなる

｢せんせえ！！！｣
叫びながらスマホを手に取る。

『まだ起きてたの？俺、もうすぐ帰るからね。寝ててもいいよ？』

｢ううん！寝ない！待ってる！！｣

せんせえはやっぱり俺を捨てたりしない。
俺が一番なんだ。

元カノなんかと会うはずがない、きっと他の先生達と飲んでたんだろう。そうに違いない、いやそうだ。

だから、

抱きしめた貴方の匂いがきつい香水の臭いだなんて…信じたくない。

誰と会ってたの？ねぇ！！！！！！！！！

｢せんせえ、もう、これ脱いで…｣

『え？そういう気分？』

別にそうじゃない。でも、せんせえを感じたい。
そう思ったら___

｢うん…｣
抱きしめる力が強くなる。
そのまま2人で1人じゃ広すぎるベッドに沈む。

ああ、やだ。せんせえの肌にまできつい香水の臭いが…
俺のせんせえに…せんせえ、せんせえ…っ

誰と会ってたの…？

隣で眠るせんせえに気づかれないように涙を流す。

＊＊

せんせえとドライブに行くことになった。

せんせえの車に乗り込む。

あれ、違和感を覚えたのは乗ってすぐだった。

＿＿シーツの位置がいつもと違う…

誰を乗せたの？

ねぇ！！！！！！！！！

誰を乗せたの！！！！！！

運転席に座るせんせえを潤んだ瞳で見つめた。

これは三日前の話。