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九疋目 ページ10

遂に…探偵社へ潜入する日だ………



『早く済ませて帰りたい…』



樋 「そうですね…早く済ませて帰ろうか」



『』コクコク



〜IN探偵社〜



太 「お美しい御方々…どうか私と心中をして頂けないでしょうか…」



『………』



(探偵社に潜入したはいいけど、この人何変な事言ってるのだろうか…)



ゴンッ



国 「お騒がせしました…お気になさらず続けて下さい」ズルズル



(す、凄い音したけど大丈夫かなあの人………)



樋 「それで依頼の話なのですが」



(一葉ちゃん!?こ、こんな中でよく話せるね…或る意味凄いや………)







コツコツコツ



『一葉ちゃん…これで良いんだよね…?』コソコソ



樋 「えぇ…後は例の場所へ行き、芥川先輩に任せれば…」コソコソ



『そうだね……!』コソコソ



樋 「そろそろ着きます…準備を……」コソコソ



『………うん』



谷 「あの〜…例の場所と言うのは…」



樋 「…着きました」



『……此処です』



敦 「…何か気味が悪いですね……」



谷 「可笑しいな…本当に此処なんですか?え〜っと……」



樋 「樋口です」



『…川端です』



作戦、開始だ

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作者名:中原美也 | 作成日時:2018年4月22日 22時

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