しばしの別れ ページ49
『楽しかったね』
夕方。遊びつくした私たちは、寮に向かう。
「ああ。こんなに楽しいんだな」
デートって
そう言った轟くんは笑っていた。
『デートってすごいね』
「幸せってこういうことなんだろうな」
なあ、A
『ん？』
呼ばれて顔を上げると、ぐっと腕を引っ張られた。
そして、
そのまま
『ん…』
唇に触れるだけのキス。
「…十日間、長ぇな」
轟くんが呟いて、私を抱きしめた。
『轟くん…』
「焦凍がいい」
『焦凍、くん…』
「ん」
私の首筋に頬を擦り付ける轟くん。
「ライン、する」
『私も』
「変な男がいたらすぐに連絡くれ」
燃やすから。
なんて物騒なことを言う。
『大丈夫だって！
自主トレしてもっと強くなって帰ってくるよ！！』
変な男の対処にも慣れないとね！
そう言うと轟くんは心配そうな顔をした。
「俺、お前のことが大切だ、A」
『うん』
「これからもずっと」
『私も』
だから、
早く帰って来いよ。
そう言って轟くんはまた私にキスをした。
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mayu(プロフ) - ひつじのもふもふﾁｬﾝさん» なんて嬉しいお言葉…！！ありがとうございます！鼻血止めてください！笑 (2021年7月12日 6時) (
レス) id: 72c3be9abf (このIDを非表示/違反報告)
ひつじのもふもふﾁｬﾝ - すごい……胸が…ドキドキするです！！！もう、鼻血止まんないかもしれない（）無理の無いように頑張ってくださいね！！ (2021年7月11日 23時) (レス) id: 89115c5d0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2021年6月28日 23時
