逸材とマネージャー

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一瞬痛そうな顔をしたけど…
皆から声を掛かられて平気そうにしてる。

そのあとも普通にプレイしてた。

試合は25-23。結構接戦でAチームが勝った。

皆水分を取ったり汗を拭いたりしながら監督の話を聞いてる。

この後2時間後また練習をするそう。

選手はストレッチに入っていく。

私たちは西田くんの所へ。

西田くん。と声をかければやべって顔をしてる。

貴「手を見せてもらいましょうか。」
と私が言うと突き指したであろう手とは
反対の手を出してくる。

結「反対でしょ？」
と少し呆れ気味に突っ込むと
渋々見せてくれる。

青くはなってないしあまり腫れてもいない。
折れてはいなそう。

念の為テーピングをししっかり冷やす。

あっwシュンとしてる。
耳と尻尾が垂れ下がってるな完全にw

貴「酷くはないけど、ちゃんと見てもらってね。」
とシュンとしてるレトリーバーもとい西田くんの
頭をわしゃわしゃ撫でる。

西「ちょっ!!やめてくださいよーw」
って言ってるけど完全に尻尾を振ってる。

うん。嬉しそう。

皆それぞれストレッチを終え荷物を持ち
ゾロゾロ体育館を出ていく。

その時、
清「西田、どうしたん？」
清水さんが聞いてくる。

ボールが弾かれた時に突き指した事を説明する。

清「えっ？普通にしてたけど…
あいつすげーなwいや、2人も気づいたんもすげーw」
とか言ってる。

貴･結「伊達にパンサーズ/サンバーズ
で鍛えてませんから。観察眼。」
と2人してハモる。

ぶっって吹き出して笑ってる福澤さん。

福「さすが仲良しw」

結「そりゃぁ。小学校からの仲なんでね!!」

ねぇーって2人して笑う。

ほんま仲良いわぁーwって福澤さん、清水さんと話をしてると宿舎についた。

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