逸材とマネージャー

#24 ページ27

ーー柳田ーー

ただいまーってドアを開けるとニヤニヤして
こっちを向いてる、
祐希、西田、関田、山内の4人。

黙って扉を閉める…

すると中から
ちょっとーと西田が叫んでる。

騒がれても迷惑だから
意を決して中に入る。

西「とりあえずマサさんはここね」
ってベッドに座れと合図する。

俺を囲んで各々が座る。
一番最初に口を開いたのは祐希だった。

石「どこに行ってたんですか？」
って聞かれたから
柳「ご飯食べにいった」
と答える。今度は、
西「付き合ってるんですか？」
と何も包まずにストレートに聞かれる。

何も隠す必要もないと思ったから

柳「付き合ってなかったら2人で出掛けない」
って答えてやった。

その後、いつから？やらどこまでいった？
なんて聞かれた。こいつら高校生かよなんて思う。正直めんどくさい。
俺は話を逸らそうと

柳「俺は祐希とAちゃんとの話が聞きたい。」
なんて言えば

ターゲットが俺から祐希に変わる。

キラキラした目で祐希を見る西田。
関田と山内もニヤニヤしてる。

石「ちょ…マサさん！なんもないですって！」
ってなんか慌ててる。
何かあったんだなってみんなしてニヤニヤ。
痺れを切らしたように

石「……に誘った。」
と聞き取れない声で呟く。
なんて？って聞き返すと

石「デートに誘った！でも返事聞いてない…」
と…
西「なんでですか?!」
石「返事聞く前にみんな来たし…」
なんていってる。

すると関田が
関「Aちゃんって可愛いよね。」
って言い出した。

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