逸材とマネージャー

#18 ページ20

宿舎まで4人で歩いて帰る。
荷物は柳田さん、石川くんが持ってくれてる。

最初はいいですよって言って断ってたんだけど
女の子に持たせるのはダメだなんて柳田さんが
言ってくれた。

柳田さん、結衣
石川くん、私で並んでる。
しっかり2人は車道側を歩いてくれてる。

なんでこんなに優しいんだろう、、、
って考えてたら

石「聞いてる？」
って石川くんに笑われた。

考え事してて聞いてなかった…

ごめんと正直に謝ると
だと思ったってまた笑われた。


2人で話をしながら歩いてると

柳「ちょっと寄るとこあるから」
って前を歩く柳田さんが言う。

えっ？なんて思ってると

じゃあまた後でねぇ。って柳田さんと結衣は
違う道を歩いていった。

石「ふーんwやっぱりそういう事ねw」
なんて石川くんがニヤニヤしながら言う。

どういうことだ？なんて考えてると

石「2人付き合ってるんじゃない？」
ってさらにニヤニヤ。

あっそうかなんて思いながら歩き出す。

貴「後で詳しく聞かなきゃw」

なんてワクワクしてるw

自分の事の様に浮かれていたら

突然、、、

石「A」

って呼ばれる。

えっ？ってビックリしてたら

石「今は2人きりでしょ」
ってなんの恥ずかしげも無く言ってくる。

仕舞いには、、、

石「俺たちも付き合っちゃう？」

なんて言ってくる。

私があたふたしていると
冗談だよ。って笑ってる。


コイツめ…

ちょっとでも本気にした私が恥ずかしい…

ムスッとして石川くんを置いて
早歩きで宿舎まで歩く。

その後を今度はあたふたした
石川くんが追いかけてくる。

ちょっと面白いなって思ってると宿舎に着いた。

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