私のご主人様は伊野尾くん

背中 ページ48

コンコン

慧「入っていい？」

A「どうぞ〜」

夜、私の部屋に入ってきた慧

その目はとろーんとしていて、いつも以上に可愛かった

A「どうしたの？」

ギュッ

後ろからいきなり抱きつかれる

A「慧///？」

慧「ごめんな」

A「？」

慧「ココ、Aに今日いろんなことやらせたんでしょ？」

A「まあそうだね」

慧「なんであいつが今さら...」

私の肩に頭をのせる

A「ココさんと慧はどんな関係なの？」

慧「なんか会社同士で仲良くてさ」

A「そっか」

慧「もう、今日はA不足だよぉ」

A「なにそれ(笑)」

慧「A〜」

A「なに？」

振り向くと

チュッ

唇を奪われた

A「慧///！いきなりしないでって言ったじゃん///」

慧「もう そんな反応しないでよ///」

「襲いたくなるって」

A「それはダメ！」

慧「嘘だって(笑) でも、いつか絶対襲うからね〜」

A「バカー///」

慧「(笑)」

「あ、もうこんな時間だ」

気がつけば、窓の外は真っ暗

慧「じゃあね」

A「うん」

手をひらひらする慧を見送る




だけど...






なんだろ





寂しいな もうちょっとだけ一緒にいたいな






なんて思っちゃって





気づけばいつまでも慧の背中を見つめていた

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