私のご主人様は伊野尾くん

豹変 ページ41

A「上がりました！」

大貴「おー」

光「んじゃ、大貴入ってきたら？」

大貴「いいの？いつもなら、俺だ俺だ言ってくるのに」

光「Aに優男なとこ見せようと思って」

大貴「なんだそれ(笑)」

「んじゃ、ありがたく入らしてもらうわ」

光「おー」

大貴「すぐ入ってくるね！A」

A「はいはい(笑)」

バタン

脱衣場の扉が閉まった

光「さてと」

「やろっか」

A「へ？」

どこかさっきとは違う笑みな光さん

その時

バンっ

座っていたソファに押し倒された

A「光さん...？」

光「Aはガードゆるゆるすぎじゃない？」

「大貴には悪いけど、俺だって男だからね」

光さんの手はするすると、制服のシャツに伸びてくる

ぶちん

思いっきりシャツを開けられたせいで、ボタンが色んなところに飛び散る

A「やめてください！光さん！」

光「だめ〜」

何度も強引に唇を重ねられる

A「やめ...」

私の声は大貴には届かない

怖い...

あんなに優しくて面白かった光さんが、こんな姿に豹変した

怖い...怖い...

バンっ

その時

大貴「光...？何やってんだ！」

脱衣場から上半身裸のまま、大貴が駆けつけてくれた

寂しさと真っ直ぐさなその言葉→←その時まで

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