オンライン！の世界に突入！third

もっと好きになった｡ ページ38

数日後｡

私はいつも通り学校に登校する｡
廊下ですれ違った先輩や後輩｡同級生たちが

｢イベントクリアおめでとう！｣

「先輩！さすがですっ！」

｢次のイベント頑張ろうね！｣

と声をかけてくれた｡

その言葉に勇気をもらいつつ
ナイトメア､授業を終わらせた｡

麗良たちと｢帰ろ〜｣と話していると
ガラガラッとドアが開き隣のクラスの長谷川が来た

長谷川｢なぁ､今Aっている？｣

麗良｢ここにいるけど…｣

長谷川｢ちょっと来てくんね？｣

A｢？…分かった｡みんなは先に帰っておいて｣

翼｢はいはい､行ってらっしゃい｣

翼の言葉がなぜか冷たく感じた｡

長谷川に連れられて来たのは体育館裏｡

けど長谷川とはあまり話していないから
呼び出された意味が分からない｡
長谷川と最後に話したのは……あのときかな｡

〜回想〜
最近｡私はサッカー部が終わるのを待っていた｡
理由は勇星(麗良の彼氏)と一緒に帰るため｡

ちょっと相談があったんだ｡
サッカー部が終わり､みんながゾロゾロと
出てくる中に勇星と長谷川の姿があった｡
何か話しているみたいだったけど勇星は
私を見つけると長谷川と一緒にこっちに
向かってきてくれた｡

1年生の時同じクラスだったこともあり
長谷川とは結構仲が良かった｡

勇星｢で､どうしたんだ？俺に相談って｣

A｢あ〜､えっとね……｣

相談したいのは最近気まずい翼の事だった｡
けど､人がいるし話しにくいかも…と思っていると

長谷川｢あ､俺いない方が話しやすいよな｡
　俺も用事あるし帰るわ｣

長谷川って意外と優しいじゃん…と思いつつ

A｢ありがと長谷川｡
　また何かあったら､まずは長谷川を頼ろっかなw
　その時は相談､付き合ってくれる？w｣

と満面の笑みで返した｡

長谷川｢おう､任せとけ！ww｣

少し顔を赤くした長谷川は
ヒラヒラと手を振りながら帰っていったのだった

〜回想終了〜


これが最近話したことかな｡

で､どうしたんだろ

長谷川｢あのさ､俺Aの事が1年の時から
　好きだったんだ｡最近ナイトメアのイベントを
　クリアしたのとか週刊ナイトメアで見て
　頑張ってるんだなって思ったら
　もっと好きになった｡俺と付き合ってほしい｣

私の顔は真っ赤に染まっていたと思う

A｢……私がナイトメアの攻略してることは
　今の言葉的にも知ってくれてるよね？
　次のイベントは全員参加ってことも｡｣

長谷川は大きく頷いた

ふざけんなよ→←イベントクリア！

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