オンライン！の世界に突入！third

　 ページ13

舞ちゃんも翼も同じ事を考えてたみたい｡
舞ちゃんは檻に近づこうとするけど
ペポギンが邪魔してしまう｡もぉ！邪魔しないで！

翼｢八城さん､ここはまかせなよ｡
　俺たちがそいつを足止めしてやるからさ｣

A｢私たちにまかせて！｣

舞｢うん､お願い！｣

私たちはペポギンの足止めに専念する｡

私と翼は透明になって､ペポギンの目を眩ましながら
たまに攻撃する｡この方法を続けていると
舞ちゃんはなんとか檻を溶かせたようだった｡

朝霧｢ありがとう！助かったよ｣

杉浦｢チッ､ふざけた野郎だ｡
　またあの技を使われる前にさっさと倒すぞ｣

朝霧さんと杉浦さんは武器を構え走っていく

あれ？ペポギンの体力が増えてる？
その時地面から芝生が姿を見せているのを見つける
……もしかして！

A｢ペポギンは氷の力で素早さと
　体力が上がってるみたい！
　だから杉浦さんっ､魔法で氷を溶かしてっ！｣

杉浦｢そう言うことか！よし分かった！｣

杉浦さんはナイトメアをカチカチと操作
すると大きな炎の塊がブワッと
このアイスリンクに覆い被さるように出現した｡

あ､熱い……アイスリンクがみるみるうちに溶けていく

『ゲゲゲっ！な､なんて事を
　してくれたんだ､このやろーっっ！！！』

ペポギンは大激怒している
ペポギンは相当追い込まれている｡
これなら行けるかもっ！
アイスリンクが消滅したせいか､バテバテ状態の
ペポギンの動きはすごく遅くなっていた｡

『ううっ､こうなったら謎魔法でしとめ…あっ!?』

朝霧｢これはもう使わせないよ！｣

グッドタイミングで朝霧さんがペポギンの杖を
槍でなぎ払った｡カンッと杖が吹き飛んでいく｡
そしてそのままペポギンを羽交い締めにした｡

『やめろーー！はなせーー！』

ペポギンはジタバタと暴れている

翼｢あははっ､もうおしまいじゃない？
　悪あがきしないでさっさと始末されてよね｡
　みっともないからさww｣

杉浦｢とりあえず､俺を檻に閉じ込めた
　屈辱はきっちり返させてもらうからな｣

『うわっ､やめろ､くるなー！おいらはひ弱なんだ！』

ペポギンの叫びは聞き届けられることなく､
杉浦さんと翼の攻撃により見事体力が0になった

私たち3人は何にもすることなく…だけどねw
てか最後の方杉浦さん､武器捨てて
素手で殴ってたよね？うわぁ怖い……｡

『うううっ､こんな凶暴な奴ら
　なんか2度とごめんだあぁぁっ』

そう叫びながらペポギンは消滅した｡

イベントクリア！→←　

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す