オンライン！の世界に突入！third

危機感を持てよな ページ40

2人が一生懸命考えてくれた
移動先は攻略部の杉浦さんの部屋｡

ここで誰かと会ったらどうしようと
思ったけど裏口から入ってくれたおかげで
誰にも会わなくてすんだ｡

杉浦さんの部屋はシンプル｡
几帳面なのかな？綺麗に掃除されてる
机の上には資料が山のように積み上がってるけど

私はベットに腰掛ける｡


杉浦さんと太一さんはベッドの前に椅子を持ってきて座った

杉浦「さっきの掴まれたところ､見せてみろ」

気づいてたんだ…｡
私はうつむきながら手を見せる

太一｢うわぁっ､だいぶん本気っすね…｡痛そうっす」

A｢ううん､別に…」

部屋に沈黙が広がる。

太一｢ええっと､思い出したくたくないかもっすけど
　僕たち途中からしか見てなかったっす｡
　手首を捕まれたところぐらいからっすね。」

杉浦｢……何があったんだ？」

私は勇星に相談をするために待っていた日のこと｡
今日､長谷川に告白されて断ったことを話した

太一｢翼君たちを先に帰らせちゃったんっすか…｡
　それなら僕達以外に人がいなくても納得っす」

やっぱり誰もいなかったんだ｡
ホントに2人が来てくれて良かった

杉浦｢はぁっ……お前危機感を持てよな｡｣

A｢…充分持ってたつもりだもん｡｣

杉浦｢バカか｡男に呼び出されるなんて
　告白かタイマンに決まってるだろうが｣

そう言って軽く私を小突く杉浦さん
杉浦さんに小突かれるのは2回目だった

太一｢タイマンってw杉浦さんらしいっす｡

　けど､僕も同感っすよ｡今も男2人に
　ひょこひょこ着いてきちゃって｡
　座ったところが男のベット｡
　そりゃあ危機感が無さすぎるっす｣

A｢…………???｣

太一｢だ〜か〜ら〜､僕たちじゃないと
　とっくにAは襲われてるっす！
　ホントに危機感が無さすぎっす！」

A｢へっ？襲われるって…？｣

太一「はあっ､こう言う事っすよ｡」

太一さんは立ち上がりベットに座った私を押し倒す｡

そして私の腕をベットに押しつけ固定した

杉浦「お前は女なんだから非力だろ？
　そんなので危機感がなかったらすぐにこう言う目にあうぞ」

動けない私の頬をプニっとつつく杉浦さん

くすぐったくて身をよじると太一さんは手を離してくれる｡

ちょっとだけ､怖かった｡

私思いっきり翼のベッドになんて
寝転びまくってたんだけど…？男子って怖っ…


￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ちょい甘ってこんな感じで良かったですかね…？
超ムズかった！w

なこさんリクエストありがとう！

泣き止めよ｡→←ふざけんなよ

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