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不自然な本棚 ページ20

翼side

太一「1冊だけ抜けてるっすね。」

翼「これにピッタリ入りそうな本があるじゃんか」

俺は机においてあった分厚い本を手に取る。
その本を空いているスペースに迷いなく押し込んだ

太一、朝霧「ひ、開いた!?」

その本棚は本がスイッチになっていて
本を入れると横にスライドするようになっていた

スライドした本棚があった所にはドアがあった

翼「多分ここだろうね。開けるよ?」

俺はドアを開けた。
その先には少し小さめな部屋があった。

俺たちは迷いなく中に入りAを探す。
しばらく探すと部屋の奥に
ソファーが置いてあってそこにAがいた。

翼「A!?」

A「っ!?んんっ!」

Aは手足が縛られていて、
口にはテープが貼られていたが、
ケガをしているような様子はなかった。

俺は急いでテープを剥がした

翼「A、大丈夫?」

A「うん。大丈夫だよ。ありがと」

Aの縄を取ると縄があった所は赤くなっていた

太一「早く逃げるっす!」

翼「ほら。立てる?」

A「あの……すっごく悪いんだけど足、動かない……」

朝霧「まさかナイトメアの代償で!?」

A「うん……。ごめん。」

太一「どうするっすか?」

朝霧さんはイベントの時に八城さんのこと
おんぶしてたけど、それはまぁ両思いであって
俺らはそうじゃないし、もう中2だから無理。
なら、だきかかえるしかないけど……しょうがない!

翼「ほら行くよ!」

俺はAをいわゆるお姫さま抱っこして持ち上げる
てか超軽っ!ホントに大丈夫なのか?

A「ちょ、ちょっと翼!?
  私重いよ!?それに翼に悪いし!」

俺はAの耳に口を近づけて

翼「大丈夫。たまには俺にもカッコつけさせてよ。」コソッ

とからかうつもりで言った。Aは案の定真っ赤になって俺から目を反らした

太一「さ〜てそろそろ行くっすよ!ニヤニヤ」

その時声が聞こえて、ドアが開いた

脅し→←チョロい?



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ヒヨコ(プロフ) - いちうさぎさん» え!?どうしたの!!!??? (2020年3月31日 20時) (レス) id: a71ea1e4cf (このIDを非表示/違反報告)
いちうさぎ - 大変だ。iPadがついにバグったのかもしれない。 (2020年3月31日 8時) (レス) id: fd0c1998d8 (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - そうなんですね!わざわざ返信ありがとうございます(*^-^*) せかすみたいになってしまってごめんなさい( ̄▽ ̄;) これからも頑張って下さい! (2020年1月30日 20時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 読んでくれてありがとうございます!今43ページまで公開してますよね?で、一応50話まで書き終わってるんですけど、書くスピードが遅いので少しずつ公開していきます。だから50話が公開されたらthirdのパスワードを止めますので、それまで待っててください! (2020年1月30日 20時) (レス) id: a71ea1e4cf (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - こんにちは!このお話を読ませてもらいました、かなえです!すごく面白かったです!ただ、次のシリーズに、パスワードがかかってて読めないんですが… どうしたらいいですか? (2020年1月30日 18時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2019年8月13日 14時

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