オンライン！の世界に突入！second

翼君!? ページ11

舞side

銀のイベントから何日かたった日

今日は土曜日だから授業はないし､
ナイトメアのメンテナンス期間中だから
1番ゆっくりできるんだ。

ミーティングなどが終わり､
私､朝霧さん､杉浦さん､太一さん､陽子さん､増田さん､
尚美ちゃん､平田さん､与一さんの9人で
お昼ご飯を食べようと
机に集まって皆が座った瞬間だった。

ガラガラガラ！

突然扉が空いてその扉からはなんと翼君が入ってきた

舞｢？どうしたの翼君｣

翼｢ハァハァ…｣

翼君は急いで走って来たようで息づかいが荒く､
私の質問に答えなかったけど5秒ほどで息を整えて
翼君の口から衝撃の一言が発された

翼｢Aが､Aが誘拐された！｣

全員-翼｢えぇ！！｣

平田｢なるほど｡大変だね……｣

平田さんは翼君が何も言わなくても全部分かったらしい

杉浦｢おい翼どういう事だ｡｣

翼｢今日家のポストにこんな手紙が入ってた｣

翼君がバッグから取り出したのは
白い封筒に『海津 翼様』と書いてある手紙だった

内容は
翼君の大切な人=Aちゃんを誘拐したと言うこと､
Aちゃんを返してほしかったら
ゲームマネー1兆円を集めろと言うこと､

どうしてゲームマネーを要求してきたかと言うと
ナイトメア攻略雑誌の
社長の息子=杉浦さんの仲間なんだから
集められるだろうと言うことだった

杉浦｢チッ､どういう事だよ！｣

尚美｢ひどい……｣

太一｢なんでAなんすかね？｣

陽子｢てかゲームマネー1兆円って無理でしょ！｣

増田｢そうです｡俺的にも考えられません｡｣

皆けわしい顔で考え込む

平田｢どうしたらいいだろ……｣

朝霧｢舞さんどう思う？｣

舞｢そうですね｡太一さんの言っていたとおり
　Aちゃんを狙ったのに理由がありそうです｡｣

与一｢けどどうしてAさんが杉浦さんの
　 仲間だと分かったんだろう｣

陽子｢ずっとAちゃんの事つけてたとか？｣

翼｢いや大体の時は俺か麗良か勇星がいたからそれはない｡｣

杉浦｢そう言えば田中たちにこの事は言ったのか？｣

翼｢あっ｡言ってない｡かなり焦ってたから｡｣

翼君やっぱりAちゃんの事すごく心配してたんだ
全速力で走ってきたくらいだし。

翼君はスマホをいじるとすぐに
田中さんや麗良ちゃんにLINEを送る

翼｢ここに呼んだけどいいよね？｣

杉浦｢ああ｣

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