オンライン！の世界に突入！second

一件落着 ページ23

太一side

？｢だけどこっちは何人もいるんだぜ？
　1対大人数で勝てるとでも思ってんのか？｣

聞きなれた声が部屋に響いてボスの手から
Aのバッグとナイトメアが離れた｡
それが僕の方へ飛んできたから僕は2つをキャッチした

ボス｢っ!?もうここまで追い付いてきたのか!?｣

？｢あぁそうだ｡
　それはお前がヘナチョコだからだろうがな！｣

ボスの背後のドアから杉浦さん達が入ってきた｡
杉浦さんは目の前にあった辞典位の厚さの本を蹴りつけ
ボスの背中にクリティカルヒットさせたのだ
そしてボスの手から
バッグを離させ､ダメージまで与えたのだった

さすが杉浦さんっす！

杉浦さんは弱ってしまったボスを縛り上げると

杉浦｢Aも見つかったんだな｡
　 警察にも通報してるし帰るぞ！
　 警察に捕まって話でも聞かれたら大変だろ｣

と言って部屋から颯爽と出ていった

意外とあっさり解決して僕たちもナイトメア攻略部に戻る
Aは翼君がだっこしたまんまっすけどねﾆﾔﾆﾔ


陽子side
ナイトメア攻略部到着

いや〜疲れた！でもAちゃんが無事で良かった〜！
さすがに部屋に入ったとき翼君がAちゃんを
お姫様だっこしてたのはビックリしたけどね！

で､今はと言うと皆攻略部の
机の一角に集まってるってわけ
そこで皆でAちゃんに質問攻めしてるんだ

翼｢で､A｡誘拐された心当たりないわけ？｣

たしかにあたしも気になる！

A｢えっと……たしかイベントのしりとりを
　 提案したときあったじゃん？｣

舞｢あ〜｡翼君からメールがきたときね｣

A｢うん｡それで､翼と別れたときに
　 変な声が聞こえて､聞いてたことが
　 相手にバレちゃったの｣

滝本｢ふ〜ん｡それで？｣

A｢急いで家に入ったんだけど
　 カシャッって聞こえたから写真撮られたんだと
　 思うんだけどそれを手がかりに家まで来て
　 ちょうどその時ノートがないことに気づいたから
　 買いにいこうと家を出てすぐに気配を感じて
　 何だろうって思った瞬間誘拐された｡｣

太一｢不運なことに巻き込まれたって事っすね｡｣

A｢まぁそういうことになるね｡｣

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