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杉浦父｢第18回(2)だ｡｣ ページ31

❮A目線❯

翼｢A先に言って｣

A｢あ､あのねやっぱり怖いから…
　 手握っててほしいの……ダメ？｣

翼｢いいけど…//////｣

ギュッ
翼が手を握ってくれた
てか私ヤバい事言ったよね…///
恥ずかしさをまぎらわすために
翼と繋いでいる手をブラブラさせる

A｢で､翼は何て言おうとしたの？｣

翼｢ああ｡Aって何で
　暗いところ苦手なの？｣

A｢えっとね私が小5の夏休みに
　 お父さんと遊園地のお化け屋敷に
　 行ったんだ｡そしたらはぐれちゃって…
　 1人でいるときに限って
　 お化けがいっぱい出てきてさ｡
　 まだ怖がってるなんておかしいよね…｣

そのことを思い出して少し涙が出てきた

翼｢そんなことないよ｣

A｢えっ？｣

翼｢怖いものがあるなんて普通じゃん？
　全然おかしくないと思うけど？｣

A｢翼……ありがと！｣

スマホ｢着信音｣

何だろ？

翼｢30分たったって
　フードコート集合らしい｣

A｢分かった！じゃあ出ようか？｣

翼｢うん｡ドア開けるよ｣

翼がドアを開けた
その刹那光が入ってきて目を細める

A｢眩しい！｣

翼｢目つぶってな｡連れていってあげる｣

A｢ありがと｡｣

目をつぶると翼が握った手を
引っ張ってくれた｡少し歩くと目がなれてきた

A｢翼ありがと｡もう大丈夫｣

翼｢ん｡良かった｣


フードコート到着！

フードコートに行くと
私たち以外皆集まっていた

陽子｢遅いよ〜｣

A｢ごめんごめん｣

太一｢てか何で手繋いでるんすか？ﾆﾔﾆﾔ｣

A､翼
｢あっ！！｣

そういえば！！

A｢違うの！
　 翼に怖いから手握っててって
　 私がお願いしたの！｣

陽子｢ふーん本当かなぁ？｣

翼｢本当だから！｣

太一｢まぁいいっす！
　 朝霧結果はどうだったっすか？｣

朝霧｢えっと舞さん､尚美さん､杉浦さんは
　 見つけたけど他の皆は見つからなかった｣

ということは？

A｢こっちの勝ちだね！やった〜｣

増田｢では終わったことですし次に行きましょう｣


❮朝霧目線❯
(皆を探してる所)

朝霧｢ん〜どこだろ｣

そう言って探してる内に
遠く離れた本屋さんまで来てしまった

?｢……ある……じゃん？
　…おか…ど？｣

ん何だろ？声が聞こえる

?｢……あり………｡｣

この声ってもしかしてAさん？
ってことはもう１人は翼君？
し､失礼しました〜

僕はその場から逃げた

宮沢｢第19回です！｣→←杉浦父｢第18回だ｡｣(杉浦さんと同じw)

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