第６話 ＊ ページ27
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白「だがな、マルコの言う通り、お前とイゾウは仮にも１６番隊を引っ張って行かなきゃいけねぇ奴らだ。別にイゾウを甘やかすなとは言ってねぇ。ただ隊長として少しは他のクルーの事や兄貴たちの事も考えてやれ。マルコの事もそうだ。お前だって自分が悪いってことは自覚してんだろ？」
ア「・・・・・」
確かに、その通りだ。
俺は自分やイゾウの事ばっか考えて、周りの事があんまり考えてなかったところもある。
マルコの言うことも本当は理解してた。
でもイゾウの事を思うばかりマルコに逆切れしてた。
俺は馬鹿だ・・・
ア「親父、ごめん・・・俺何も考えてなかった・・・」
俺はうつむきながら親父に謝る。
そういうと、親父は笑いながら「気にするな」と言ってくれた。
それから、マルコの方に向き直った。
ア「マルコもごめん・・・言い過ぎた・・・」
俺が目を泳がせながら謝ると、マルコもすぐに、
マ「いやっ・・・俺も、悪かった・・・すまなかったよい・・・」
と、ばつが悪そうに謝ってきた。
これは・・・仲直りってことで・・・いいんだよな？
白「グララララ！全く手のかかる息子たちだな！」
今まで横で見ていた親父がそう言ってきた。
周りで見ていたサッチ達や覇気から目覚めたクルーたちが「まったくだ」と笑いながら俺達を見ていた。
その様子に俺やマルコは顔を見合わせ、つられるように笑った。
すると・・・
イ「アレン・・・」
今まで口を閉じて隅っこにいたイゾウが俺に近づいてきた。
ア「ん？どした？イゾウ」
俺がそう聞くと、イゾウは俺の服の裾をキュッとつかんだ。
あっ・・・やばい、可愛い・・・////
俺がそう思っていると、イゾウはうつむいたまま静かにこう言った。
イ「アレン、ごめん・・・」
ア「！？」
突然イゾウが謝ってきたことに、驚きを隠せなかった。
それは周りの奴らも同じだった。
マルコや親父でさえも驚いた顔をしていた。
ア「イッイゾウ！どうしたんだよ！？急に謝って！！」
俺は慌ててイゾウに聞いた。
するとイゾウは、
イ「俺がアレンに頼りすぎたから、アレンとマルコが喧嘩した。皆にも迷惑かけた・・・」
うつむきながらそう言うイゾウ。
そんなイゾウに俺は慌てて弁解した。
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ホウ - 面白い！この作品好き！更新ファイト！ (2020年7月30日 19時) (
レス) id: 8dd7cdb4bf (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 名前変換がないのが残念です。名前変換ありにしてくれると嬉しいです (2019年9月1日 16時) (レス) id: a034fb389c (このIDを非表示/違反報告)
白うさぎ - えっと、同じようなお話が2つあるんですけど…わざとだったらごめんなさい。 (2019年4月28日 16時) (レス) id: 90c55f175b (このIDを非表示/違反報告)
雪 - えっと、訂正なんですが、見聞色が見分色になっていました。直しておいて下さい! (2019年4月13日 15時) (レス) id: bf5185d467 (このIDを非表示/違反報告)
愛羅(プロフ) - とっても面白かったです！更新頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2019年4月2日 21時) (レス) id: 83407bc1eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：練 白凛 | 作成日時：2019年2月14日 23時
