・ ページ4
めい:ひよりさん、可愛い。萩ちゃんに腕枕されて幸せそう。
阿部:最近さらに仲良いね笑
めい:うん笑
阿部:めい、サンタ似合ってる。
めい:いきなり！？笑
阿部:ちょっと来て。
めい:ん？
ボケっとしてるめいの手を引く。このままどこまででも行けちゃえばいいのにな。
めい:顕嵐？
阿部:めいは俺の事どう思ってる？
めい:どうって…？
阿部:俺はめいの事が好きだよ。ずっと。
めい:私は…
私は大好きだったよ。顕嵐のこと。
阿部:だった？？
めい:好きで好きでたまらなくて、でもこんなの同じメンバーなのにダメだって思って、そんな時に顕嵐が女の人と遊んでて、そこで1度は気持ちが吹っ切れた。
だけど、それが私のためだったって知ってなんで顕嵐のこと無理やり諦めちゃったんだろうって沢山後悔したの。
多分前の私だったら…前の私っていうか、うん。
阿部:今はほかの人がいる？
めい:わかんないの。それも。
ごめん。こんなに悩んですぐに答えが出せなくて。
たくさん待たせて。
涙ぐんでるめいはたくさんたくさん俺達のこと考えてくれててたくさんたくさん悩んでるんだとすぐに分かった。
メンバーだからこそ中途半端にはしたくないしそもそもそういう事が嫌いな性格だから。
めいを無性に抱きしめたくなって強く抱きしめた。
阿部:…めい。時間がかかってもいいよ。めいがちゃんと納得できる答え出せるまで俺はいくらでも待つ。
だからそんなに焦らないで。
腕を解いてうずくまってためいの顔は涙でぐちゃぐちゃで。
俺はそれをただ拭うことしかできなかった。
めい:顕嵐、ありがとう。
めいとは普段から仲はいいし長い付き合いだけどここまで本音で話せたのは初めてだった。
阿部めい:あ、雪。
窓の外には雪が降り始めていた。セリフがハモってふふっと笑いあって、目の前には可愛いサンタがいてこんな幸せなクリスマス今まであったかな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kay - こんにちは！こちら再開の見込みはありますか？ (2022年11月28日 0時) (
レス) id: 52277a4343 (このIDを非表示/違反報告)
kay - こんにちは！いつも楽しく拝見しております。今後の続きが気になります！是非とも続きが読みたいです🙇 (2022年3月29日 8時) (レス) id: 52277a4343 (このIDを非表示/違反報告)
t(プロフ) - 楽しく読ませていただいてます！ぜひ顕嵐落ちでお願いいたします...( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )笑 (2022年1月31日 0時) (レス) @page10 id: 421ce536f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白眼芭胡 | 作成日時：2021年12月16日 15時
