ほくほく短編集。3 (ページ9)

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俺の家に着くと、早速ベッドに押し倒す。

良かった。部屋片付けておいて。

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「ん……っ」

深いキスをした。

︎︎

「っはぁ、名前……なんて言うの」

『慎太郎。呼び捨てでいいよ』

「こんな状況で自己紹介って、おかしいね笑」

「俺は北斗だよ」

『よろしく、北斗』

「うん…ふふ、」

この状況がおかしくて、2人顔を合わせて笑った。

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『服、脱いで』

「やだ、慎太郎が脱がせてよ」

『……可愛い』

そう言うとさっきみたいに赤くなる頬。

お望み通り、俺が服を脱がしてやった。

「んんっ…ｯ//」

突起に触れると、甘美な声を漏らす。

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『もういれていい？』

ある程度慣らし問うと、小さく頷いた。

「っっ……？！」

『大丈夫？痛くない？』

顔を歪める北斗を前に、痛いのか不安になる。
何度も何度も聞くと目に涙が浮かび始めた。

「っうぅ、ん……はぁ、」

『泣くほど痛いの？！やめようか？！』

「ちがぁ、…もっと痛くしろよ……っ」

『……えぇっ！？』

「気持ちよすぎて…やだぁ、っんん、」

そうだ。北斗がこの仕事をしている限り、欲求不満な人達が集ってくるはず。

てことは、優しく抱かれることを知らないんだ。北斗は。

「こんなの、はじめて……おかしくなるぅっ…っ」

『……おかしくなってよ。俺で。』

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夜の、隙間に。

出会ったキミと体を委ねた今日この夜。

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夜の隙間に完

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