ほ く ほ く 短 編 集 。3

ほら、最後は笑顔で # 緑 × 黒 ページ2

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サヨナラなんて、終わりだなんて。





嘘だと言って？









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『……ほくと』








繋いでいた手が、いきなり解かれた。


いつもはあんなに手を繋ぎたがる、慎太郎なのに。









「どうしたの？慎太郎…？」









いつになく真剣な目をしていて、笑える話ではない事が汲み取れる。
暫く沈黙が続いた後、小さい声で話し始めた。









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『あのさっ…』









『別れよう』









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「……え？」







『もう、会えなくなる』








「っなんで、」








『……っ好きな人が出来たんだ、』









違う恋に気づいてしまった慎太郎を、繋ぎ止める言葉も見つからない。


今にも溢れそうな涙を、なんとか堪える。









『…さよなら。大好きだったよ』







「……っさよならなんて、言わないでよ」









手には、慎太郎の温もりが微かに残っている。
これから、何のために生きていけばいいんだろう。









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重ねた想い出が、痛みに変わるその前に。









「っ慎太郎、！」









振り向いた慎太郎に、出来る限りの笑顔を見せた。









「ありがとう」









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最後は笑顔で。









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ほら、最後は笑顔で。完








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今回の少クラ神回すぎた……


ほくちゃんも大光ちゃんも、総じて顔が良かった…







LoveLessで書けって本能的に感じたので、駆け込みで書きました(
侍かっこよすぎる…







Shall we dance だよ大光ちゃん……(？)









Telephoneもばちくそにかっこよかったです。









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綺麗だから。 # 青桃 × 黒 ※→←# 作 者

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