ほ く ほ く 短 編 集 。2

甘くて溶けちゃいそう # 赤 × 黒 ページ36

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今日は先輩と飲んでて、帰りが遅くなってしまった。








この頃そればっかで、寂しい思いさせてる。


今日は無理でも、明日いっぱい構ってあげないと、









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「ただいま、北斗〜？？」











返事が聞こえない。


先寝ちゃったかな、なんて部屋着に着替え、寝室に向かった。









だが北斗の姿はない。







リビングに戻ってみると、ソファーに丸まっている北斗がいた。









よくよく見ると、俺のっぽい服を抱いてる。
可愛すぎじゃん……








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「……ん…じぇし、」











寝言で俺の名前を呼ぶもんだから、びっくりしちゃった。






寂しかったよね、











起こすのも悪いから、毛布をかけてやった。










俺も早く風呂入って寝よう。




そう思い風呂場に向かおうとすると、後ろから甘ったるい声が聞こえた。












「…じぇしー？」








『そうだよ、ごめん。起こしちゃった？』







「おそぃ…」








『ごめん……』









持ってた服を離し、俺のとこまでやってきた北斗。

近くまで来ると、俺の胸に飛び込んできた。








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ボサボサの髪も可愛いなんて思ってしまう俺は、とことん北斗に溺れてるようだ。










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