ほくほく短編集。2 (ページ28)

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独占欲強めの彼 # SZ紫 × 黒 ※※ ページ28

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やったわ俺、

風磨の家で泊まる予定だったけど、樹に半ば無理矢理ご飯に誘われて……

現在夜中の12時を回っている。

…怒ってるかな、

．

「……ただいまー…」

さすがに寝てるかな、って思ってリビングに行くと、ソファーに座ってる風磨がいた。

「、待ってた、？」

『…すい？』

「え？」

『誰の香水って言ってんの』

「え、あ…」

『樹でしょ。樹の匂いする』

こうなったら、多分逃げれない。
会ったのも久しぶりだから、相当溜まってるんだろう。

従うしか無かった。

『ベッド行くぞ』

「……ん、」

『俺、怒ってんだよ？何感じてんの』

「ん…ふ、ぁ」

いきなり舌をねじ込まれる。

恥ずかしい音が、静かな部屋に響き渡った。

「ふーま…っんん、」

『いれるから』

「は、痛いって……ん、？！」

『っ…やっぱキツ、』

「んやぁ、った、」

「やだ、いたぁっ…！」

慣らさずに入ってきたのは、予想以上に痛くて。

目がチカチカする。

いつもの風磨じゃなくて、怖い、

『っ……出すから、』

「っっ、〜〜…」

風磨に中に出されて、涙が出てきた。

頭がクラクラする。

『北斗、ごめ…やりすぎた』

「っ、…ふーま、」

「ぎゅっ、てして」

『ん、』

風磨の匂いがふんわり広がる。

痛かったのに、そんなこと忘れてしまうくらい暖かった。

『…次からは早く帰ってこいよ』

「ん、ごめん…」

風磨にそっとキスをした。

『……風呂入ろ』

「え、一緒に？」

『当たり前』

「拒否権ないんでしょ」

『うん笑』

『連れてってやるよ』

．

独占欲強めな彼も、たまにならいいかもしれない。

……たまになら。

．

北斗七星．様リクエスト。

独占欲強めの彼完

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