Make You Mine

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You side



もうすぐで定時になる頃に、お客さんが来て、案内してたら少し遅くなっちゃった。



着替えてロビーに行ったら亜嵐くんがもう待っててくれてた。




A「亜嵐くん！お待たせしてごめんなさい」




亜嵐「全然待ってないよ、お疲れ様。」




A「･････朝よりかっこよくなってる。」




亜嵐「ん？ああ、今日撮影だったからね、メイクもセットもバッチリでしょ。」




朝の、ノーメイクノーセットでもすっごくかっこよかったのに。




亜嵐「Aちゃんも可愛いね、今日。髪変えたの？」




A「緩〜くだけど、髪巻いたの。」




亜嵐「俺とデートだから頑張ったの？(笑)」




A「････もお、からかわないで。」





なんて、お話しながら歩く。今日は早いから、私が亜嵐くんのお家でお料理する事になって、スーパーにお買い物。




亜嵐くん、さりげなくカート押してくれて、こういうところが大好き。周りからは、夫婦だと思われちゃうかな。



A「亜嵐くん、何食べたい？」




亜嵐「ん〜、ビーフストロガノフ！」




A「････作れないよそんなの。私亜嵐くんのママじゃないもん。」




亜嵐「ごめんごめん、冗談だから。(笑)」






結局、ビーフシチュー作ることにした。ほとんど一緒でしょ、って私が拗ねてたら亜嵐くん、そうだね、一緒だね、だから機嫌なおしてよ、って私の膨らましたほっぺた潰してきた。





A「･････ビーフシチュー、美味しく作るね。」




亜嵐「うん、楽しみ。」






お買い物したあとは、タクシー拾って亜嵐くんのお家まで。はあ、久しぶりだからちょっとだけ緊張しちゃうな。

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