Make You Mine

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You side



そのまま私たちのいるカフェに入ってくる。







A「･････亜嵐くん。」



亜嵐「Aちゃ〜ん、めっちゃ偶然！」








････まって、なんで来るの。






A「ねえ、なんで来るの。」



亜嵐「え、今から仕事ないし。」



亜嵐「てかこんな人いるとこでAちゃん見つけた俺やばくね？！」






興奮して声大きいし、藍ちゃん置いてけぼりだから。







藍「･････え、A、この人」



亜嵐「しらはまあらんでっす！」



藍「きゃーーーーー！すごい！本物だ！」









･････････ありえない。



A「お願いだからボリューム落として。」





亜嵐くん、藍ちゃんにかっこいいってたくさん言われてにやにや。



藍ちゃんもかわいいよ〜、なんて言ってる。









やだ。なんか、やだ。









A「････亜嵐くん、亜嵐くんは藍ちゃんと私、どっちがかわいいと思う？」






隣の亜嵐くんも、向かいの藍ちゃんもきょとん。







亜嵐「･･･え。」





違うの。



やきもちとかじゃなくって、


だって藍ちゃんは私の彼氏が亜嵐くんだって知らないし、





亜嵐くんだって藍ちゃんに言ってないこと知ってる。










A「････ごめん、ちょっとお手洗い、」







嫌な女だなあ、わたし。





藍ちゃん、どうしたのってLINEくれたし、







はやく戻んなきゃいけないのに




罪悪感とか劣等感とかでいっぱいで泣きそう。

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