I'm in love (ページ7)

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Shintaro_side

俺は、初めて会った日から北斗が好きだったりする。

ベンチに座って困り顔の彼を見て、どうも放っておけなかった。

傘がないのかな？

なんて自分なりに精一杯考えて、話す口実を作った。

傘を受け取った彼は、優しく微笑んだ。

その笑顔を見た時に、胸が凄くドキッとしたの。

俺、バカだから恋とかよく分かんねーけど、これはすぐ分かった。

北斗の事好きなんだって。

話しかけてみると、凄く優しくて格好良くて。

俺がふざけたことを言うと、ふわっと笑ってくれる。

この笑顔を守りたいと思ったんだ。

連絡先交換して、お互いに呼び捨て出来るような関係にまでなれた。

.

次の日新しい職場に行くと、まさかの北斗がいた。

これって普通に運命じゃない？

お弁当すっごい美味しいし、絶対いいお嫁さんになる。

俺は、どうにかして北斗の1番になりたいと考えるようになっていた。

仕事をしている横顔、かっこいい。

笑ってる姿、かわいい。

北斗は俺の事、友達としか思ってないかもしれないけど、

俺、本気だからね？

待っててよ、北斗。

絶対オトシテみせるから。

〜