I'm in love (ページ14)

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Shintaro_side

先輩に言われた通り、今日は北斗にいっぱい絡むようにした。

慎「北斗〜行こ」

慎「あ、今度あそこ遊びに行こうよ！」

慎「北斗のそれ食べたーい！」

慎「一緒に帰ろ」

こんなウザイほど話しかけてるのに、嫌な顔1つもせず付き合ってくれる。

あああ！好き！

早く言いたい。

でも今言ったらフラれるに決まってる。

どうしよう。

...あ、そうだ。

先輩から聞いた、北斗の誕生日が明後日に迫ってる。

その時に伝えよう。

プレゼントも買わないとな〜

北斗が照れてる姿を想像してたら、先輩にファイルで頭を叩かれた。

翔「ニヤニヤしすぎだわ笑」

慎「先輩！俺、明後日告ります」

翔「お、やるじゃん！応援してるよ」

慎「ありがとうございますっ！！絶対成功させるんで！」

翔「ほら、俺の奢り。頑張れよ」

そう言って先輩は、俺に缶コーヒーを投げつけ背を向けた。

先輩は後輩にも気が利くし、ほんとに尊敬してる。

俺もあんな先輩になれたらいいなあ。

「しんたろー、帰るよ」

北斗がトイレから帰ってきた。

慎「うん！」

明後日までに、絶対惚れさせてみせるから。

〜