こんな私でも愛してくれますか？【降谷零】

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私は中学に向かっている


私にお友達はたくさんいるんだけど…


ﾄﾞﾝｯ


「あっ、ごっめ〜ん!!わざとじゃないからね！」


とか


「ほんとあの子うざい」

「ちょっと可愛いからってねー」

「あんな子にあんなお兄さんもったいないわー」


おうおう


聞こえまくりや笑


「A気にしなくていいからね？」


そう慰めてくれる友達がたくさんいるわけで


『え？』


「ま、気にしてなさそうだけどね…」


『うん笑』


「さすがだわ笑」


ま、見ての通り全く気にしておりません←






帰り道


家につきそうな時



ﾄﾞﾝｯ



『わっ』


結構強めの体当たりが来た


耐えられなくて転けた


「ごめんなさーい」


またこの子か


と思ってたら



零「なにしてるんだ」


「?!」


『あ、零』



私の後ろから零が歩いてきて


あれ、今日は早いんだ。

遅いって言ってたのに…



零は私を起こしてくれて、私に抱きついた



『ちょっ//零？』


零「ねぇ君、お名前は？」(ﾆｺｯ


「えっ、あの、」


零「ま、いいけど。学校でいつもこんなことしてるの？」


「えっ、あのまたまた当たっただけで…だよね？」



すごい圧です。


『えっと』


零「Aは黙ってて。」


『はい』


零「ね、学校でこんなことしてるのは知ってるんだよ？」
「君、していいことと悪いことわかるかな？」
「こういうのはね。嫌がらせに当たるんだ」
「警察をよべば君は逮捕されて刑務所行きだよ」
「意味わかるよね？」


あの子が泣きそうになっていた


零「どういう理由で嫌がらせしてるか分からないけど、もうこういうことはやめてくれるかな？」

「僕の大切な家族なんだ。」

「君も、お母さんやお父さんがお友達に嫌がらせされてたら嫌だろ？」


「うん…」


零「それに、君がAの立場になってみなよ。どうだ？」


「いや…」


零「もうやらないって約束できるかな？」


「うん…Aちゃん…ﾋｯｸ…ごめんなさい!!」


そう頭を下げた


『全然いいよ〜』(ﾆｯｺﾘ



そしてあの子は帰っていく



私は零が話しているあいだ、ずっと抱きしめられていた



零が私のことで誰かを怒ってくれるのはなかなか嬉しい


あの子可哀想だったな。なんとも思ってなかったのに。うん。


零のあの真剣な顔をキュンとしてしまった私は終わってる？そんなことないよねうん。


零「帰ろう」


そういった私を持ち上げる


『好きだなぁ〜』

零「？！」


私、なんて言った?!

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