【イナGO】生徒会長はサッカー部のお気に入り!? (ページ39)

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３４話*【霧野編】ページ39

キャラバンの中

えっと、私の隣は…

霧「Aこっちだ。」

「霧野か…。」

霧「なにその顔。」

「いや、正直隣になりたくないやつ第２位かもしれない。」

霧「なにそのランキング！！」

「なにされるかわからん。」

霧「俺を変態みたいに言わないでくれる？」

「すまん。ところで霧野質問だが。」

霧「なんだ？」

「お前は女装趣味があるのか？」

霧「はぁぁ！？？あるわけないだろ！？お前殴られたいのか！？」

「違う、霧野のファンが『霧野君はかわいい！男の娘！』って言っていたのを聞いてたんだ。」

霧「その女子、殴っていいか？」

「やめろ。あと男ファンもいるんだろ？」

霧「うぁぁぁ！！言うなぁ！！」

霧野…

おもしろいな＾＾

霧「だいたい、それを言うならお前も女性ファンいるぞ！！」

「はぁ！？あるわけないだろ！！彼女達は、私を尊敬しているだけだろ！？」

霧「はっ、まさかの無自覚か！この前女子が『生徒会長男前！』って言ってたぞ！」

なん…だと！？

「グッ…じゃあ、私は霧野より、男前だということだな！」

なんだろ、自分でいっときながらへこんできた…

霧「グッ…じゃあ俺はお前より可愛いんだな！」

お前もか…

「やめよう。お互いがむなしくなる…。」

霧「そうだな…。」

「それに、私は霧野のこと綺麗だとは思ったが、かわいいと思ったことはない。確かに髪型は女の子っぽいが、別に私は女にみえないし。むしろかっこいいぞ？＾＾」

霧「/////!!あ…ありがとな…///お…俺もお前のこと男前と思ったことはない。むしろ…か…可愛い…。」

「なっ…！！////お世辞はやめろ！お前に言われてもうれしくないわ！」

霧「それは、こっちのセリフだ！もうちょっとマシな嘘つけねぇのか！！」

「その言葉そのままそっくり返すわ！！しょうがないだろ！本当のこといったんだから！」

霧「俺だって！本当のこといっただけだ！！」

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

それを見ていた周りの人は。

「「「(なんだろう、うらやましいよりも二人がかわいそうな気持ちのほうが上だ。)」」」

っと憐れみの目でみていた。